日本心理臨床学会(以下本学会という)は、本学会の諸活動を含む臨床心理学領域において、優れた業績をおさめた個人または団体に対し、「日本心理臨床学会学会賞(以下学会賞という)」および「日本心理臨床学会奨励賞(以下奨励賞という)」を贈っています。
2024年度 学会賞・奨励賞候補者の募集
2024年度の学会賞・奨励賞候補者のご推薦を募集しております。
下記リンクからお申込みください。
奨励賞 歴代受賞者リスト
以下、歴代受賞者のリストです。
第34回 | 大原 天青 氏 〔受賞のコメント〕 | |
2024年度 | 非行少年に対する個人面接と家族合同面接による被害者・加害者意識への対応 | |
(令和6年度) | 心理臨床学研究第40巻第2号(2022)掲載 | |
第33回 | 田中 健史朗 氏 〔受賞のコメント〕 | |
2023年度 | カウンセラーの体験開示が印象評価と予期された自己開示に与える効果 | |
(令和5年度) | 心理臨床学研究第34巻第3号(2016)掲載 | |
肯定的Self-involving技法がカウンセラーに対する印象評価と予期される自己開示に与える効果 | ||
心理臨床学研究第35巻第6号(2018)掲載 | ||
富田 悠生 氏 〔受賞のコメント〕 | ||
逆転移に基づくクライエント/治療者双方への解釈 | ||
心理臨床学研究第39巻第2号(2021)掲載 | ||
生田目 光 氏 〔受賞のコメント〕 | ||
適応的調和食行動尺度(IES-2)の日本語版作成 | ||
心理臨床学研究第37巻第3号(2019)掲載 | ||
教師における3種類のコンパッションとコーピング、バーンアウトとの関連 | ||
心理臨床学研究第40巻第1号(2022)掲載 | ||
水貝 洵子 氏 〔受賞のコメント〕 | ||
IBS症状を呈する女子大学生の臨床動作法への主体的な取り組みのための工夫 | ||
心理臨床学研究第39巻第1号(2021)掲載 | ||
山口 貴史 氏 〔受賞のコメント〕 | ||
親面接のマネジメント | ||
心理臨床学研究第39巻第1号(2021)掲載 | ||
低頻度かつ長期の心理面接の意義 | ||
心理臨床学研究第40巻第2号(2022)掲載 | ||
第32回 | 管生 聖子 氏 〔受賞のコメント〕 | |
2022年度 | 「死んでしまうことはもうわかっている」わが子を「産む」母親の語りの分析 | |
(令和4年度) | 心理臨床学研究第38巻第5号(2020)掲載 | |
廣瀬 雄一 氏 〔受賞のコメント〕 | ||
リワークにおける森田療法とコラボレイティヴ・アプローチの統合の試み | ||
心理臨床学研究第38巻第1号(2020)掲載 | ||
吉沢 伸一 氏 〔受賞のコメント〕 | ||
精神分析的心理療法の初期プロセスで”書き言葉を持ち込むこと | ||
心理臨床学研究第30巻第3号(2012)掲載 | ||
見られることをめぐる交流 | ||
心理臨床学研究第37巻第4号(2019)掲載 | ||
語られる物語と語られない物語 | ||
心理臨床学研究第39巻第1号(2021)掲載 | ||
第31回 | 田中 崇恵 氏 〔受賞のコメント〕 | |
2021年度 | 学生相談における卒業の治療的意味 | |
(令和3年度) | 心理臨床学研究第37巻第2号(2019)掲載 | |
第30回 | 大河内 範子 氏 〔受賞のコメント〕 | |
2020年度 | 膠原病患者を対象としたサポート・グループの実践 | |
(令和2年度) | 心理臨床学研究第36巻第5号(2018)掲載 | |
櫻本 洋樹 氏 〔受賞のコメント〕 | ||
セラピストが自身のフェルトセンスに開かれたあり方の治療的意義 | ||
心理臨床学研究第36巻第4号(2018)掲載 | ||
中西 陽 氏 〔受賞のコメント〕 | ||
自閉性スペクトラム症児のための社会的スキル尺度親評定版の作成 | ||
心理臨床学研究第36巻第4号(2018)掲載 | ||
西坂 恵理子 氏 〔受賞のコメント〕 | ||
人が自傷者と交際するうえで体験する心理的プロセスの生成 | ||
心理臨床学研究第36巻第2号(2018)掲載 | ||
第29回 | 安達 知郎 氏 〔受賞のコメント〕 | |
2019年度 | 大学院生時代の教員との協働体験が初心臨床家の臨床実践に及ぼす影響 | |
(平成31年度) | 心理臨床学研究第32巻第5号(2014)掲載 | |
アサーショントレーニングとシステム論的支援を組み合わせた学校臨床事例 | ||
心理臨床学研究第36巻第2号(2018)掲載 | ||
第28回 | 岡村 裕美子 氏 〔受賞のコメント〕 | |
(平成30年度) | 繰り返される言葉に耳を傾ける意味 | |
心理臨床学研究第27巻第3号(2009)掲載 | ||
スクールカウンセリングにおける母親への個人心理療法の有効性 | ||
心理臨床学研究第30巻第5号(2012)掲載 | ||
清水 亜紀子 氏 〔受賞のコメント〕 | ||
「分離のかなしみ」をともに生き抜くことの意義 | ||
心理臨床学研究第28巻第1号(2010)掲載 | ||
内的面接枠の創造の意義 | ||
心理臨床学研究第33巻第2号(2015)掲載 | ||
第27回 | 上田 琢哉 氏 〔受賞のコメント〕 | |
(平成29年度) | 内的なイニシエーションにおける「見る」ことの意味 | |
心理臨床学研究第26巻第6号(2009)掲載 | ||
心理療法における「眺め」意識 | ||
心理臨床学研究第34巻第1号(2016)掲載 | ||
第26回 | 中村 美奈子 氏 〔受賞のコメント〕 | |
(平成28年度) | うつ病と診断された長期休職者に対する復職支援 | |
心理臨床学研究第30巻第5号(2012)掲載 | ||
職業的アイデンティティ再構築を支援目標とした復職支援 | ||
心理臨床学研究第31巻第5号(2013)掲載 | ||
就労能力向上を目指す若年長期休職者への復職支援 | ||
心理臨床学研究第32巻第6号(2015)掲載 (平成28年9月5日贈呈) | ||
第25回 | 上田 勝久 氏 〔受賞のコメント〕 | |
(平成27年度) | 箱庭制作の体験プロセス | |
心理臨床学研究,第30巻第5号(2012)掲載 | ||
心理療法空間を支えるもの | ||
心理臨床学研究,31巻第2号(2013)掲載 (平成27年9月20日贈呈) | ||
野村 晴夫 氏 〔受賞のコメント〕 | ||
クライエントの語りの構造 | ||
心理臨床学研究,第24巻第3号(2006)掲載 | ||
生活史面接後の『内なる語り』 | ||
心理臨床学研究,第32巻第3号(2014)掲載 (平成27年9月20日贈呈) | ||
第24回 | 吉村 隆之 氏 〔受賞のコメント〕 | |
(平成26年度) | 教員がスクールカウンセラーへ相談するプロセス | |
心理臨床学研究,第28巻第5号(2010)掲載 | ||
スクールカウンセラーが学校へ入るプロセス | ||
心理臨床学研究,第30巻第4号(2012)掲載 (平成26年8月24日贈呈) | ||
第23回 | 古賀 聡 氏 〔受賞のコメント〕 | |
(平成25年度) | 心理劇によるアルコール依存症者の対人関係再構築と将来展望への援助 | |
心理臨床学研究,第29巻第2号(2011)掲載 | ||
解決志向アプローチにもとづいたアルコール依存症者への心理劇 | ||
心理臨床学研究,第29巻第4号(2011)掲載 (平成24年8月26日贈呈) | ||
東畑 開人 氏 〔受賞のコメント〕 | ||
“Super-Vision”を病むこと | ||
心理臨床学研究,第29巻第1号(2011)掲載 | ||
自己愛的に考えられた「自己愛」 | ||
心理臨床学研究,第29巻第3号(2011)掲載 (平成24年8月27日贈呈) | ||
第22回 | 青木 佐奈枝 氏 〔受賞のコメント〕 | |
(平成24年度) | 行動化の多い境界性人格障害女性の面接過程 | |
心理臨床学研究,第21巻第6号(2004)掲載 | ||
ロールシャッハに見られる解離の諸特徴 | ||
心理臨床学研究,第23巻第2号(2005)掲載 | ||
ロールシャッハ・テストに見られる心的外傷性の解離 | ||
心理臨床学研究,第27巻第2号(2009)掲載 (平成24年9月15日贈呈) | ||
第21回 | 竹中 菜苗 氏 | |
(平成23年度) | 自閉症児への心理療法における「<私>の生成」 | |
心理臨床学研究,第25巻第5号(2007)掲載 | ||
自閉症児のプレイセラピーの可能性 | ||
心理臨床学研究,第28巻第2号(2010)掲載 (平成23年9月3日贈呈) | ||
第20回 | 壁屋 康洋 氏 〔受賞のコメント〕 | |
(平成22年度) | 家族に傷害を犯した妄想性障害の事例へのアプローチ | |
心理臨床学研究,第27巻第4号(2009)掲載 (平成22年9月5日贈呈) | ||
第19回 | 佐々木 玲仁 氏 〔受賞のコメント〕 | |
(平成21年度) | 風景構成法の方法論について | |
心理臨床学研究,第23巻第1号(2005)掲載 | ||
風景構成法に顕れる描き手の内的なテーマ | ||
心理臨床学研究,第25巻第4号(2007)掲載 | ||
仲 淳 氏 〔受賞のコメント〕 | ||
心理療法過程におけるセラピストの夢について | ||
心理臨床学研究,第20巻第5号(2002)掲載 | ||
先天的に重度の心臓障害のあった女児とのプレイセラピー | ||
心理臨床学研究,第21巻第6号(2004)掲載 (平成21年9月22日贈呈) | ||
第18回 | 大前 玲子 氏 〔受賞のコメント〕 | |
(平成20年度) | 「認知療法と夢」についての文献展望 | |
心理臨床学研究,第22巻6号(2005)掲載 | ||
箱庭療法における認知-物語アプローチの導入 | ||
心理臨床学研究,第25巻第3号(2007)掲載 | ||
土屋 明日香 氏 〔受賞のコメント〕 | ||
統合失調症者における情動表現と対人関係 | ||
心理臨床学研究,第25巻第3号(2007)掲載 | ||
身体の「なぞり」と「ずれ」における他者理解 | ||
心理臨床学研究,第25巻4号(2007)掲載 (平成21年9月7日贈呈) | ||
第17回 | 受賞者なし | |
(平成19年度) | ||
第16回 | 山口 義枝 氏 | |
(平成18年度) | 乳幼児観察の経験-身体交流の面から | |
心理臨床学研究,第17巻第1号(2000)掲載 | ||
強迫性障害のクライエントがもつ不安への身体的共感についての一考察 | ||
心理臨床学研究,第23巻第6号(2006)掲載 (平成18年9月18日贈呈) | ||
第15回 | 受賞者なし | |
(平成17年度) | ||
第14回 | 松田 真理子 氏 | |
(平成16年度) | 非日常的体験と自我機能の関係性についての一考察 | |
心理臨床学研究,第19巻第2号(2001)掲載 | ||
健常者のヌミノース体験と統合失調症者のヌミノース体験の異同についての一考察 | ||
心理臨床学研究,第21巻第1号(2003)掲載 (平成16年9月11日贈呈) | ||
第13回 | 福留 瑠美 氏 | |
(平成15年度) | 強迫性格の親による巻き込みについて | |
心理臨床学研究,第14巻第1号(1996)掲載 | ||
イメージ体験が繋ぐからだと主体の世界 | ||
心理臨床学研究,第18巻第3号(2000)掲載 | ||
強迫的な生き方における「自己弛緩」の意義 | ||
心理臨床学研究,第20巻第3号(2002)掲載 (平成15年9月15日贈呈) | ||
第12回 | 小俣 和義氏 | |
(平成14年度) | 同一治療者による母子並行面接の意味 | |
心理臨床学研究,第15巻第1号(1997)掲載 | ||
母親と協力して支えた思春期女子の事例 | ||
心理臨床学研究,第16巻第6号(1999)掲載 | ||
同一セラピストによる並行母親面接の導入と進め方 | ||
心理臨床学研究,第19巻第2号(2001)掲載 | ||
山 愛美氏 | ||
ある女性のイニシエーション過程 | ||
心理臨床学研究,第17巻第6号(2000)掲載 | ||
「造形の知」と心理療法 | ||
心理臨床学研究,第18巻第6号(2001)掲載 | ||
夢のイメージの流れのなかに癒しを求めて | ||
心理臨床学研究,第19巻第2号(2001)掲載 (平成14年9月7日贈呈) | ||
第11回 | 徳田 完二 氏 | |
(平成13年度) | 自己支持の援助としての心理療法 | |
心理臨床学研究,第17巻第2号(1999年)掲載 | ||
体験内容に触れないことの意義 | ||
心理臨床学研究,第18巻第1号(2000年)掲載 | ||
呼吸に焦点をあてた心理療法的アプローチ | ||
心理臨床学研究,第18巻第2号(2000年)掲載 (平成13年9月17日贈呈) | ||
第10回 | 岩橋 宗哉 氏 | |
(平成12年度) | 間主観的な場における体験の具体化とそれへの主観的妥当性確認について(共著) | |
心理臨床学研究.,第16巻第2号(1998年)掲載 | ||
結合両親像によって破壊され創造される自己の方向感覚 | ||
心理臨床学研究,第17巻第6号(2000年)掲載 | ||
平井 正三 氏 | ||
自閉症の精神分析的心理療法の経験から | ||
心理臨床学研究,第15巻第5号(1997年)掲載 | ||
愚かさとその対象関係 | ||
心理臨床学研究,第17巻第5号(1999年)掲載 (平成12年9月16日贈呈) | ||
第9回 | 遠藤 裕乃 氏 | |
(平成11年度) | 心理療法における治療者の陰性感情の克服と活用に関する研究 | |
心理臨床学研究,第15巻第4号(1997年)掲載 | ||
心理療法における治療者の陰性感情と言語的応答の構造に関する研究 | ||
心理臨床学研究,第16巻第4号(1998年)掲載 | ||
平山 栄治 氏 | ||
参加者の個人過程の展開からみたエンカウンター・グループ発展段階 | ||
心理臨床学研究,第11巻第2号(1993年)掲載 | ||
エンカウンター・グループにおける高成長者と低成長者の個人過程の比較検討 | ||
心理臨床学研究,第12巻第3号(1994年)掲載 | ||
「生死の身代わり空想」とそこからの離脱 | ||
心理臨床学研究,第14巻第4号(1997年)掲載 (平成11年9月12日贈呈) | ||
第8回 | 田嶌 誠一 氏 | |
(平成10年度) | 青年期境界例との「つきあい方」 | |
心理臨床学研究,第9巻第1号(1991年)掲載 | ||
強迫的構えとの「つきあい方」の一例 | ||
心理臨床学研究,第13巻第1号(1995年)掲載 | ||
強迫症状との「つきあい方」 | ||
心理臨床学研究,第15巻第6号(1998年)掲載 | ||
岸本 寛史 氏 | ||
悪性腫瘍患者の語り | ||
心理臨床学研究,第14巻第3号(1996年)掲載 (平成10年9月21日贈呈) | ||
第7回 | 受賞者なし | |
(平成9年度) | ||
第6回 | 酒木 保 氏 | |
(平成8年度) | 自閉症児の治療過程にみられる機能空間の獲得と人称言語の出現との関係について | |
心理臨床学研究,第9巻第3号(1992年)掲載 | ||
自閉症児の心理療法 | ||
心理臨床学研究,第12巻第2号(1994年)掲載 (平成8年9月24日贈呈) | ||
第5回 | 鶴田 和美 氏 | |
(平成7年度) | 大学生の個別相談事例から見た卒業期の意味 | |
心理臨床学研究,第12巻第2号(1994年)掲載 | ||
学生相談における時間の意味 | ||
心理臨床学研究,第12巻第4号(1995年)掲載 (平成7年10月10日贈呈) | ||
第4回 | 菅 佐和子 氏 | |
(平成6年度) | 思春期女子の心理療法過程に生じた「退行」の意味 | |
心理臨床学研究,第11巻第1号(1993年)掲載 | ||
萱原 道春 氏 | ||
老年期痴呆への心理療法的アプローチ | ||
心理臨床学研究,第5巻第1号(1987年)掲載 | ||
健忘症候群に属する一事例に試みた心理療法 | ||
心理臨床学研究,第8巻第3号(1991年)掲載 平成6年9月25日贈呈) | ||
第3回 | 下山 晴彦 氏 | |
(平成5年度) | 「絵物語法」の研究 | |
心理臨床学研究,第7巻第3号(1990年)掲載 | ||
「心理療法過程における関係性」の研究 | ||
心理臨床学研究,第10巻第3号(1993年)掲載 (平成5年12月6日贈呈) | ||
第2回 | 李 敏子 氏 | |
(平成4年度) | 他者へのメッセージとしての自己破壊 | |
心理臨床学研究,第6巻第2号(1989年)掲載 | ||
自閉症治療における治療者の「エコー」と「鏡映」 | ||
心理臨床学研究,第8巻第1号(1990年)掲載 (平成4年9月7日贈呈) | ||
第1回 | 弘中 正美 氏 | |
(平成3年度) | 緘黙症における萎縮した自我と肥大した自我 | |
心理臨床学研究,第1巻第1号(1983年)掲載 (平成3年9月15日贈呈) |