公益社団法人日本心理学会教育研究委員会
心理統計法標準カリキュラム作成小委員会

ご挨拶

当委員会は,2021年8月に発足しました.「心理学者は常に,そしてもっと,統計をきちんと学び,知識を更新し続ける必要がある」という思いが「そのための環境がまだまだ整えられていない」という問題意識に発展し,問題解決に向けてそれぞれがバラバラに努力するのではなく,それを結集するべく日本心理学会として頑張ってみよう,という結論に至った次第です.

心理学を学ぶ/研究するのに欠かせない統計法について,最低限これだけは+できればこのくらいは+強みとして活かすなら,身につけておきたい知識体系について,カリキュラムというよりもう少し具体的な内容を伴う形で示すことができればと考えています.さらには,心理統計を教えたり,ゼミの学生指導などに心理統計が欠かせないという心理学者を対象とする教育のあり方についても考えるつもりです.

ご案内

現在,心理統計法「ベシスタ」シラバスに準拠した到達度確認テストをWebブラウザ上で作成できるツールのβ版テスターを募集しています.大学で心理統計法を担当していて,ご自身の授業で活用してみたいという方は,こちらのページをお読みの上,フォームからご登録ください.ツールのURLをご案内します. 

詳細はこちら(終了しました)

2024.3.11, 14, 15(zoomによるオンライン)
講師:清水裕士(関西学院大学社会学部)

・学部生,大学院生(会員):無料
大学院生(非会員),・一般(会員):5000円
・一般(非会員):10000円

大学における心理統計法および心理統計を活用する科目の教授者(含むto be)を対象として,的確な教授のための基礎知識を確認するとともに,特に文系出身者において浅いままになりがちな,統計学の基盤となる数学的知識を身につけられるようにする. 

心理統計教育の標準カリキュラム・シラバスはいかにあるべきか(2)――汎用小テスト環境の構築と「スタスタ」構想

心理統計教育の標準カリキュラム・シラバスはいかにあるべきか――「ベシスタ」シラバスを叩き台とする検討

何のための,誰のための心理統計か・構想の核心

1層目「ベシスタ」・高校数学/「スタスタ」との接続

2022年度シンポジウムに際するパブリックコメント

多くのコメントをありがとうございました.今後の委員会活動に活かして参ります.
これまでにいただいたすべてのコメントはこちらから→PDF HTML

メンバー

三浦 麻子(大阪大学大学院人間科学研究科) ※小委員長

小杉 考司(専修大学人間科学部)

清水 裕士(関西学院大学社会学部)

高橋 康介(立命館大学総合心理学部)

森 知晴(立命館大学総合心理学部)

山田 剛史(横浜市立大学都市社会文化研究科)

連絡先:jpa.psychometrics[at]gmail.com