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日本心理臨床学会は、心理臨床学の進歩と普及、会員の資質向上と身分の安定を図ることを目的として、1982年(昭和57年)に創設されました。それから今日まで、会員は毎年増え続け、平成19年4月1日現在では、正会員13,082名、準会員6,105名、名誉会員68名、会員総数19,255名となり、心理学系の研究団体ではわが国で最大の会員数を擁する学会となりました。 学会の主な活動としては、まず年次大会があげられます。これは、一年に一度参加を希望する会員全員が集まり、臨床実践の報告や研究成果の発表と討議、種々なトピックスについてのシンポジウムなどが行われます。毎年、多くの会員が参加してエネルギッシュなの議論がなされてきていますが、相互に知り合い、懇親を深めることも目的の一つとなっています。最近では、参加者が多くなり、それだけの人数を収容する施設が少ないために、開催場所の確保に困るほどです。会員の研究成果は、機関誌「心理臨床学研究」として刊行されてきています。これも学会設立当初は年に二冊であったものが、今では年に六冊となってきており、研究がよりいっそう活発になってきています。 研修活動としては、大学院生を主な対象とし大学院生心理臨床研究集会や、理事がそれぞれにテーマを選んで開催する理事主催の研究会があります。大学院生研究集会は、二泊三日のインテンシブな研究集会であり、これまで多数の参加者があり、また期待した以上の成果があがったこともあり、2001年からは年三回開催されるようになってきています。 本学会の諸活動を含む臨床心理学領域で優れた業績をおさめた会員個人または団体に対しては「日本心理臨床学会学会賞」、また若手の会員に対しては「日本心理臨床学会奨励賞」を贈るという表彰制度もあります。国際交流を目的として、会員の海外での学会発表や研修には、補助を行ってきています。 こうした事業を行うための財政規模としては、2007年(平成19年)度の予算は、約2億円です。
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