理事長あいさつ

第4期理事長就任にあたって

 一般社団法人 日本心理臨床学会
理事長 鶴 光代

riji201605

本会は、この5月に一般社団法人日本心理臨床学会として第4期目を迎えました。今期を担当する役員は、理事長、副理事、常任理事10名、理事20名、監事2名の総勢34名です。詳しくは、本会HPの「組織と役割」をご参照ください。理事長の役は鶴が担わせていただくことになりましたのでどうぞよろしくお願い申し上げます。役員の皆様と協力して本会の発展に力を尽くしたいと存じます。

第3期は、野島一彦理事長のもと、1982年に本会が発足した当初からの願いであった心理職の国家資格実現に向けて多大な力を注がれてきました。そして、昨年の2015年9月9日に公認心理師法成立を迎えました。この記念すべき事柄は、国家資格に向けての長い長い道のりのなかで様々なお立場の方々が並々ならぬご尽力を重ねられてこられたおかげであり、ここに厚く感謝申し上げます。

野島先生は、HPの第3期理事長挨拶のなかで、わが国最大の心理学の学術団体である本会は、法案が成立したのちも経過措置や試験のあり方、カリキュラム等の具体的な事柄に「臨床の知」を生かしていくべく積極的にコミットしていきたいと述べられています。第4期もこの方針を受け継ぐと共に、公認心理師に限らず社会にとって真に役立つ心理臨床専門家の養成と生涯研修に関わる検討・研究を重ねていきたいと思います。

さて、本会の課題は、今日の一億総活躍社会というフレーズにちなむと、2万8千人超の全会員総活躍にあると思います。会員の一人ひとりが本学会に積極的に関与し活躍して頂けるように工夫をしていきたいと思いますが、現在、新たに検討を始めていることは「若手の会(仮称)」の創設です。この会は、「若手の心理臨床学研究者の意見収集と問題提起、提言、国際交流、産業界・行政、NPO等との連携、心理臨床学教育の推進、その他必要な業務を行い、心理臨床学以外の各種学会・協会と連携することにより、若手研究者の発想を社会の諸課題の解決に活かす」ことを目的とするところもので、若手会員による主体的運営を予定しています。規約等、具体的なことはこれからの検討ですので、ご意見お寄せ頂きますようお願い申し上げます。

学術団体としての目的は、第一に研究にあるわけですから、学会誌『心理臨床学研究』と英語版学会誌(電子版)の充実、大規模になった研究大会運営と研修会の新構想検討、研究推進のための助成応募の工夫、国際交流による研究発信の活発化に力を入れていきます。また、広報誌『心理臨床の広場』の新企画、公開シンポジウムや講演会による研究成果の伝達、災害・被害への心理支援活動の組織化、学会ホームページの充実、メールニュース配信の活用等による情報伝達の迅速化などもさらに進めていきます。

本会の学術団体としての発展は、心理臨床の諸領域における研究の進展とその成果による社会貢献によっています。これらを目指して、会員の皆様とご一緒に本会の活動を進めて参りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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